冠二郎さんは、エネルギッシュな歌唱法と独特のパフォーマンスで心を震わせる演歌歌手です。代表曲「旅の終りに」「炎」、そして遺作となった「夫婦してます」で見せる表現力は圧巻です。近年は「ネオ演歌」「アクション演歌」の旗手として、演歌の枠を超えた活動でも注目を集めていました。2024年1月1日に惜しまれつつも逝去されましたが、その魂の歌声は永遠に輝き続けます。
プロフィール
芸名 |
冠 二郎 (かんむり じろう) |
本名 |
堀口 義弘 (ほりぐち よしひろ) |
出身地 |
埼玉県秩父市 |
生年月日 |
1944年4月23日(享年79歳) |
血液型 |
– |
身長 |
– |
レーベル |
日本コロムビア |
所属事務所 |
– |
尊敬する歌手 |
– |
趣味・特技 |
日本舞踊、書道、読書、映画鑑賞 |
デビュー |
1967年11月 |
デビュー曲 |
命ひとつ |
公式サイト |
日本コロムビア |
公式ブログ |
なし |
X(Twitter) |
なし |
Facebook |
なし |
Instagram |
なし |
YouTube |
冠二郎公式チャンネル |
ファンクラブ |
なし |
別名 |
ネオ演歌, アクション演歌 |
冠二郎の来歴|演歌界を彩った軌跡
デビューと苦節の時代
埼玉県秩父市で生まれ育った冠さんは、高校卒業と同時に歌手を志して上京。作詞家の三浦康照氏に弟子入りし、1967年に「命ひとつ」でデビューしました。しかし、ヒット曲にはなかなか恵まれず、長い下積み時代を経験します。転機が訪れたのは、日本コロムビアへ移籍後の1977年。自身も出演したドラマ『海峡物語』の主題歌「旅の終りに」がミリオンセラーを記録する大ヒットとなり、一躍その名を知られるようになりました。
「ネオ演歌」の誕生と『炎』
「旅の終りに」以降もヒットが続かず苦しい時期を過ごしますが、1992年に発表した「炎」が彼の運命を大きく変えます。「アイ、アイ、アイライク演歌!」という斬新なフレーズと、パワフルな歌唱スタイルは「ネオ演歌」や「アクション演歌」と呼ばれ、大きな話題を呼びました。この曲で『第43回NHK紅白歌-合戦』に2年連続出場を果たすなど、唯一無二のキャラクターを確立。以降も「ムサシ」「バイキング」と、エネルギッシュな楽曲を次々と発表しました。
円熟期から永遠の眠りへ
その後も、伝記ものの「燎原の狼」や、特撮番組のエンディングテーマを歌うなど、演歌の枠にとらわれない幅広い活動を展開。故郷である秩父市の観光大使を務めるなど、地元への貢献も続けました。デビュー55周年を超えてもなお、精力的に活動していましたが、2024年1月1日、心不全のため79歳で逝去。最後まで歌に情熱を燃やし続けた「炎の男」の歌声は、これからも多くの人の心に生き続けることでしょう。
ディスコグラフィ
シングル(発売日順:新→旧)
発売日 |
タイトル |
作詞 |
作曲 |
編曲 |
最高順位 |
2022年10月25日 |
夫婦してます |
万城たかし |
宮下健治 |
南郷達也 |
圏外 |
2021年12月15日 |
谺 |
万城たかし |
宮下健治 |
南郷達也 |
圏外 |
2020年2月26日 |
なみだのふたり |
高橋直人 |
高橋直人 |
伊戸のりお |
圏外 |
2019年6月19日 |
さみだれ |
千葉幸雄 |
四方章人 |
南郷達也 |
圏外 |
2018年9月19日 |
さすらいの彼方 |
三浦康照 |
小野彩 |
– |
圏外 |
1992年12月21日 |
炎 |
三浦康照 |
和田香苗 |
前田俊明 |
圏外 |
1977年11月25日 |
旅の終りに |
立原岬 |
菊池俊輔 |
菊池俊輔 |
圏外 |
1967年11月 |
命ひとつ |
三浦康照 |
和田香苗 |
– |
圏外 |
アルバム(発売日順:新→旧)
発売日 |
タイトル |
収録曲 |
2024年10月23日 |
アイ・ライク・エンカ! -冠二郎 炎の演歌決定盤- |
17曲 |
2024年4月17日 |
冠二郎 メモリアルベスト |
– |
2022年11月23日 |
冠二郎全曲集 夫婦してます |
– |
2021年11月17日 |
冠二郎全曲集 谺 |
– |
DVD(発売日順:新→旧)
発売日 |
タイトル |
備考 |
現時点でリリース情報は取得できませんでした |
受賞歴
- 1984年 第17回日本有線大賞 有線奨励賞「さだめ舟」
- 1991年 第22回日本歌謡大賞 放送音楽賞
- 1991年 第24回日本有線大賞 有線音楽優秀賞「酒場」
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