朝丘雪路は、女優、歌手、舞踊家として、その洗練された美貌と多彩な才能で心を震わせる昭和を代表するエンターテイナーです。代表曲「雨がやんだら」で見せるアンニュイな歌声は多くの人々を魅了しました。伝説の深夜番組「11PM」の司会者として見せた知的で上品なお色気は、彼女のアイコンとなり、一世を風靡しました。
プロフィール
芸名 |
朝丘雪路(あさおか ゆきじ) |
本名 |
加藤 雪会(かとう ゆきえ) |
出身地 |
東京都中央区 |
生年月日 |
1935年7月23日(2018年4月27日没、享年82) |
血液型 |
O型 |
身長 |
160cm |
レーベル |
CBS・ソニー |
所属事務所 |
グランパパプロダクション(最終) |
尊敬する歌手 |
– |
趣味・特技 |
日本舞踊(深水流家元)、絵画 |
デビュー |
1952年(宝塚歌劇団入団) |
デビュー曲 |
高原の宿(1955年) |
公式サイト |
なし |
公式ブログ |
なし |
X(Twitter) |
なし |
Facebook |
なし |
Instagram |
なし |
YouTube |
なし |
ファンクラブ |
なし |
別名 |
– |
関係者 |
伊東深水(父)、津川雅彦(夫)、真由子(長女)、長門裕之(義兄)、南田洋子(義姉) |
朝丘雪路の来歴|昭和の芸能界を駆け抜けた軌跡
宝塚から映画女優へ
日本画の大家、伊東深水を父に持ち、幼少期から日本舞踊や絵画に親しむ芸術的な環境で育ちました。1952年に宝塚歌劇団に入団し、娘役スターとして活躍。その美貌と華やかな存在感で早くから注目を集めました。1955年に宝塚を退団すると、映画界に活躍の場を移し、日活や東宝の作品に多数出演。お嬢様役からコメディエンヌまでこなす幅広い演技力で、人気女優としての地位を確立しました。
「11PM」とお茶の間のスターに
女優業と並行して歌手としても活動していましたが、彼女の名を全国的にしたのは、1966年から司会を務めた日本テレビの伝説的深夜番組「11PM」です。番組内で見せる上品な色気と知的な会話、そして「雪路スタイル」と呼ばれる斬新なファッションは大きな話題を呼びました。彼女の存在そのものが番組のアイコンとなり、お茶の間の絶大な人気を獲得しました。
歌手としての成功と晩年
1970年にリリースした「雨がやんだら」が、オリコン週間チャート1位を獲得する大ヒットを記録。アンニュイで独特の雰囲気を持つこの曲は、彼女の歌手としての代表作となりました。この曲で同年のNHK紅白歌合戦にも出場を果たします。私生活では1973年に俳優の津川雅彦と結婚。おしどり夫婦として知られ、芸能界のビッグカップルとして常に注目を集めました。晩年まで女優、タレントとして活躍し続けましたが、2018年4月27日、アルツハイマー型認知症のため82歳でその生涯に幕を閉じました。
ディスコグラフィ
シングル(発売日順:新→旧)
発売日 |
タイトル |
作詞 |
作曲 |
編曲 |
最高順位 |
1977/–/– |
ごめんなさい |
なかにし礼 |
川口真 |
馬飼野俊一 |
圏外 |
1971/09/21 |
朝まで待って |
阿久悠 |
筒美京平 |
筒美京平 |
48位 |
1970/10/21 |
ふりむいてもくれない |
筒美京平 |
筒美京平 |
筒美京平 |
10位 |
1970/05/21 |
雨がやんだら |
なかにし礼 |
筒美京平 |
筒美京平 |
1位 |
1969/11/– |
おとなの会話(with 伊藤隼也) |
なかにし礼 |
鈴木邦彦 |
鈴木邦彦 |
圏外 |
1967/03/– |
初めての日のように |
永六輔 |
中村八大 |
中村八大 |
圏外 |
1955/–/– |
高原の宿 |
– |
– |
– |
圏外 |
アルバム(発売日順:新→旧)
発売日 |
タイトル |
収録曲 |
2004/09/01 |
GOLDEN☆BEST 朝丘雪路 筒美京平を歌う |
雨がやんだら、ふりむいてもくれない、朝まで待って、おとなの会話 など |
1971/–/– |
男・女・経験 |
– |
1970/–/– |
雨がやんだら |
雨がやんだら、さいはての女、白い街、悲しみを知った女 など |
DVD(発売日順:新→旧)
発売日 |
タイトル |
備考 |
現時点でリリース情報は取得できませんでした |
受賞歴
- 1970年 第12回日本レコード大賞 作曲賞(「雨がやんだら」の作曲者・筒美京平が受賞)
- 1970年 第3回日本有線大賞 大衆賞
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会場 |
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