芦屋雁之助は、人情味あふれる演技と心に沁みる歌声で心を震わせる昭和の国民的エンターテイナーです。テレビドラマ「裸の大将放浪記」での山下清役はあまりにも有名で、その温かいキャラクターは多くの人々に愛されました。歌手としては、ミリオンセラーを記録した「娘よ」が代表曲であり、その歌声は今なお世代を超えて語り継がれています。
プロフィール
芸名 |
芦屋雁之助(あしや がんのすけ) |
本名 |
西部 清(にしべ きよし) |
出身地 |
京都府京都市 |
生年月日 |
1931年5月29日(2004年4月7日没、享年72) |
血液型 |
– |
身長 |
– |
レーベル |
ミノルフォン→テイチク |
所属事務所 |
雁之助プロダクション(最終) |
尊敬する歌手 |
– |
趣味・特技 |
– |
デビュー |
1954年(漫才師として) |
デビュー曲 |
– |
公式サイト |
なし |
公式ブログ |
なし |
X(Twitter) |
なし |
Facebook |
なし |
Instagram |
なし |
YouTube |
なし |
ファンクラブ |
なし |
別名 |
– |
芦屋雁之助の来歴|昭和の芸能界を駆け抜けた軌跡
喜劇役者としての出発
京都府で生まれ育ち、戦後、実弟の芦屋小雁らと共に漫才コンビを結成し、芸能活動を開始しました。その後、演劇の世界に活動の軸足を移し、1959年には小雁らと「劇団“笑いの王国”」を結成。これが後の「松竹新喜劇」へと繋がり、藤山寛美らと共に上方喜劇の黄金時代を築き上げました。人情味あふれる役柄を得意とし、舞台役者として確固たる地位を築きます。
「裸の大将」で国民的スターへ
彼の名を不動のものにしたのが、1980年から放送されたテレビドラマ「裸の大将放浪記」です。放浪の画家・山下清をモデルにした主人公を演じ、その純粋で心優しいキャラクターは日本中のお茶の間で愛されました。この役は彼のライフワークとなり、約17年間にわたって演じ続け、国民的俳優としてのイメージを決定づけました。
歌手としてのミリオンヒット「娘よ」
俳優業と並行して歌手としても活動していましたが、1984年にリリースした「娘よ」が社会現象となる大ヒットを記録します。嫁ぐ娘への父親の愛情を訥々と語りかけるように歌ったこの曲は、多くの人々の涙を誘い、150万枚を超えるミリオンセラーとなりました。このヒットで、同年の第26回日本レコード大賞で特別賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも初出場を果たしました。
晩年
晩年も舞台やテレビドラマで精力的に活動を続け、円熟した演技で多くのファンを魅了しました。2004年4月7日、京都府内の病院で心不全のため逝去。享年72歳でした。喜劇役者として、そして歌手として、昭和の芸能史に大きな足跡を残した彼の温かい人柄と芸は、今もなお多くの人々の心の中に生き続けています。
ディスコグラフィ
シングル(発売日順:新→旧)
発売日 |
タイトル |
作詞 |
作曲 |
編曲 |
最高順位 |
1986/09/21 |
憂き世ばなし |
星野哲郎 |
叶弦大 |
– |
圏外 |
1985/08/21 |
夫婦ばなし |
松井由利夫 |
岡千秋 |
– |
圏外 |
1984/02/21 |
娘よ |
鳥井実 |
松浦孝之 |
池多孝春 |
4位 |
1972/–/– |
コップ酒 |
松井由利夫 |
– |
– |
圏外 |
アルバム(発売日順:新→旧)
発売日 |
タイトル |
収録曲 |
2004/08/25 |
芦屋雁之助/全曲集 |
娘よ、夫婦ばなし、憂き世ばなし、コップ酒 など |
1984/–/– |
娘よ |
娘よ、おやじのロック、お酒まくら、まわり道 など |
DVD(発売日順:新→旧)
発売日 |
タイトル |
備考 |
2008/01/25 |
裸の大将 DVD-BOX 上巻 |
「裸の大将放浪記」シリーズ |
2008/02/22 |
裸の大将 DVD-BOX 中巻 |
「裸の大将放浪記」シリーズ |
2008/03/21 |
裸の大将 DVD-BOX 下巻 |
「裸の大将放浪記」シリーズ |
受賞歴
- 1984年 第26回日本レコード大賞 特別賞(娘よ)
- 1984年 第17回日本有線大賞 有線音楽賞
- 1984年 第15回日本歌謡大賞 放送音楽賞
関連ニュース
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