原田悠里は、伸びやかで温かみのある歌声と人生の機微を情感豊かに表現する歌唱力で心を震わせる演歌歌手。代表曲「木曽路の女」「津軽の花」、そして最新曲「愛のいいわけ」で見せる表現力は圧巻です。近年はデビュー40周年を超え、精力的なコンサート活動でも注目を集め、次章ではその歩みと個性を掘り下げます。
プロフィール
| 芸名 | 原田悠里(はらだ ゆり) |
|---|---|
| 本名 | 原田よしみ(はらだ よしみ) |
| 出身地 | 鹿児島県姶良市 |
| 生年月日 | 1954年12月23日(69歳) |
| 血液型 | A型 |
| 身長 | 165cm |
| レーベル | キングレコード |
| 所属事務所 | 北島音楽事務所 |
| 尊敬する歌手 | 北島三郎 |
| 趣味・特技 | ゴルフ、テニス、温泉めぐり |
| デビュー | 1982年4月21日 |
|---|---|
| デビュー曲 | 俺に咲いた花 |
| 公式サイト | 原田悠里 オフィシャルサイト |
| 公式ブログ | 原田悠里オフィシャルブログ「悠里たいむ」 |
| X(Twitter) | – |
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| YouTube | キングレコード演歌・歌謡曲 公式チャンネル |
| ファンクラブ | 原田悠里後援会 |
| 関係者 | 山口ひろみ ・北山たけし・大江裕 |
原田悠里の軌跡|北島三郎門下から歩んだ演歌道
出発と原点(〜1981年/デビュー前)
1954年、鹿児島県に生まれた原田悠里は、幼少期から音楽に親しみ、大学では音楽を専攻。卒業後は音楽教師として働いていました。しかし、歌手になる夢を諦めきれず、一念発起して上京。演歌界の重鎮・北島三郎の門を叩き、厳しい内弟子修行を経てプロの道を目指すことになります。この時期に培われた精神力と歌への情熱が、後の歌手活動の大きな礎となりました。
デビューとヒット曲の誕生(1982年〜1998年)
1982年4月21日、「俺に咲いた花」で待望のデビューを果たします。その後も着実にキャリアを重ね、1986年に発表した「木曽路の女」がロングヒットを記録。この曲で一躍人気歌手の仲間入りを果たし、彼女の代表曲として今もなお多くのファンに愛されています。1989年には「三年ぶりの人だから」で日本有線大賞・有線音楽優秀賞を受賞するなど、数々のヒット曲を世に送り出しました。
円熟期と安定した活動(1999年〜2010年代)
1999年、故郷・鹿児島を舞台にした「津軽の花」が第32回日本作詩大賞で大賞を受賞。この曲は彼女の新たな代表曲となり、その表現力に更なる磨きがかかったことを証明しました。この頃からNHK紅白歌合戦への出場も果たし、国民的な演歌歌手としての地位を不動のものにします。コンサートやテレビ番組への出演も精力的にこなし、安定した活動でファンを魅了し続けました。
ベテランとしての深化と感謝(2010年代後半〜2023年)
デビュー30周年、40周年と大きな節目を迎え、記念コンサートやアルバムを次々とリリース。長年の活動で培った深い表現力と、師匠・北島三郎への感謝の念を歌に込め、円熟味を増した歌声を披露しました。また、2013年には「木曽路の女」の縁で長野県木曽郡木祖村の「木曽川源流の村・観光大使」に、2022年には出身地である鹿児島県姶良市の初代「あいらふるさと大使」に就任するなど、地域との繋がりも大切に活動の幅を広げています。
現在と未来への展望(2024年〜)
2024年2月、最新シングル「愛のいいわけ」をリリース。デビューから40年以上を経た今もなお、その歌声は衰えることなく、新たな楽曲に挑戦し続ける姿勢は多くの人々に感動を与えています。師匠・北島三郎から受け継いだ“演歌魂”を胸に、これからも日本の心を歌い継ぐ存在として、原田悠里の活躍から目が離せません。
ディスコグラフィ
シングル(発売日順:新→旧)
| 発売日 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 最高順位 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年02月07日 | 愛のいいわけ | 朝比奈京仔 | 小野宏 | 竹内弘一 | 21位 |
| 2023年03月08日 | 中山道 | 麻こよみ | 岡千秋 | 南郷達也 | 18位 |
| 2022年07月06日 | 淡月 | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 南郷達也 | 19位 |
| 2021年09月08日 | 港町シネマ | 伊藤美和 | 徳久広司 | 南郷達也 | 20位 |
| 2021年02月10日 | 涙の”いいわけ”・・・ | 数丘夕彦 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 27位 |
| 2020年04月22日 | 砂の道 | 伊藤美和 | 徳久広司 | 南郷達也 | 27位 |
| 2019年07月10日 | 萩しぐれ | 麻こよみ | 岡千秋 | 南郷達也 | 23位 |
| 2018年09月26日 | 恋女房 | 麻こよみ | 岡千秋 | 丸山雅仁 | 35位 |
| 2018年03月07日 | 無情の波止場 | 仁井谷俊也 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 38位 |
| 2017年08月09日 | 佐原雨情 | 麻こよみ | 岡千秋 | 丸山雅仁 | 31位 |
| 2016年10月26日 | 人生夢桜 | 三代将人 | 三代将人 | 伊戸のりお | 36位 |
| 2016年03月09日 | 命の道 | 原田悠里 | 原田悠里 | 桜庭伸一 | 32位 |
| 2015年09月02日 | 秋月の女 | 喜多條忠 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 27位 |
| 2015年02月04日 | 涙しぐれ | 麻こよみ | 岡千秋 | 前田俊明 | 34位 |
| 2014年07月23日 | 明日へのかけ橋 | 原田悠里 | 聖川湧 | 桜庭伸一 | 34位 |
アルバム(発売日順:新→旧)
| 発売日 | タイトル | 収録曲 |
|---|---|---|
| 2023年10月04日 | 原田悠里 全曲集 2024 | 中山道/淡月/港町シネマ/木曽路の女/津軽の花 など |
| 2022年10月05日 | 原田悠里 全曲集 2023 | 淡月/港町シネマ/涙の”いいわけ”・・・/木曽路の女/津軽の花 など |
| 2021年10月06日 | 原田悠里 全曲集 2022 | 港町シネマ/涙の”いいわけ”・・・/砂の道/木曽路の女/津軽の花 など |
| 2020年10月07日 | 原田悠里 全曲集 2021 | 砂の道/萩しぐれ/恋女房/木曽路の女/津軽の花 など |
| 2017年04月05日 | 原田悠里 40周年記念コンサート | ディスク1:木曽路の女/津軽の花/人生夢桜/他 ディスク2:北の漁場/まつり/他 |
DVD(発売日順:新→旧)
| 発売日 | タイトル | 備考 |
|---|---|---|
| 2017年04月05日 | 原田悠里 40周年記念コンサート | デビュー40周年記念コンサートの模様を収録 |
| 2012年09月26日 | 原田悠里 DVDカラオケ全曲集ベスト8 | カラオケDVD |
| 2009年08月05日 | 原田悠里 ベストセレクション2009 | ミュージックビデオ集 |
受賞歴・任命歴
原田悠里の主な受賞歴と、任命された大使などを受賞・任命年月日の新しい順にご紹介します。
- 2022年11月:鹿児島県姶良市 初代「あいらふるさと大使」に任命
- 2013年07月:長野県木曽郡木祖村「木曽川源流の村・観光大使」に任命
- 1999年:第32回日本作詩大賞 大賞受賞(楽曲:「津軽の花」)
- 1994年:第27回日本有線大賞 有線音楽優秀賞(楽曲:「惚れちゃったんだよ」)
- 1989年:第22回日本有線大賞 有線音楽優秀賞(楽曲:「三年ぶりの人だから」)
- NHK紅白歌合戦出場歴:計3回(1995年、1998年、1999年)
メディア出演・話題の番組
- 11/22 19:00~20:54 [BS朝日(Ch.151)]
ライブ・コンサート・イベント情報
| 日時 | 会場 | イベント名 |
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