門松みゆき｜故郷おだわらを愛する本格派演歌歌手

門松みゆきの来歴｜演歌界を彩った軌跡

デビュー前：民謡で培った歌声

神奈川県小田原市で育った門松みゆきは、演歌好きの祖父の影響で幼い頃から歌に親しんでいました。小学4年生から本格的に民謡を習い始め、高校3年生の時には「神奈川県民謡大賞」の総合優勝を最年少で飾るなど、その才能を開花させます。大学に進学したものの、歌手になる夢を諦めきれず、作曲家・藤竜之介氏に師事。アルバイトをしながらレッスンに励む日々を送り、デビューのチャンスを掴みました。

デビュー初期：「平成生まれの昭和なボイス」で脚光

2019年2月27日、「みちのく望郷歌」で日本コロムビアからデビュー。「平成生まれの昭和なボイス」というキャッチフレーズと共に、新人離れした堂々たる歌いっぷりで注目を集めました。この年の末には、「第61回日本レコード大賞」で新人賞を受賞。故郷への想いを歌った楽曲で、演歌・歌謡曲ファンの心を掴み、幸先の良いスタートを切りました。

現在：「歌う釣り人」として多方面で活躍

その後も「浜木綿しぐれ」「花の命」「濡れてめぐり雨」とコンスタントに作品を発表。演歌の王道を歩みつつ、2024年にはポップス調の「愛 DA・LI・DA」に挑戦するなど、表現の幅を広げています。2025年3月には最新曲「すだちの恋」をリリース。また、趣味である釣りの腕前はプロ級で、「歌う釣り人」として釣り専門チャンネルや雑誌にも登場。故郷・小田原市の「おだわらPR大使」としても活動しており、その明るいキャラクターで多くの人に愛されています。