梶芽衣子さんは、鋭い眼差しと孤高の存在感で観る者を圧倒する女優であり歌手です。代表作、映画『女囚さそり』シリーズや『修羅雪姫』での復讐に燃えるヒロイン像は、国内のみならず海外でもカルト的な人気を誇ります。主題歌「怨み節」で見せる情念のこもった歌声もまた彼女の魅力です。近年も精力的に活動し、そのクールな輝きは色褪せることがありません。
プロフィール
芸名 |
梶 芽衣子 (かじ めいこ) |
本名 |
太田 雅子 (おおた まさこ) |
出身地 |
東京都千代田区 |
生年月日 |
1947年3月24日(78歳) |
血液型 |
情報なし |
身長 |
情報なし |
レーベル |
徳間ジャパンコミュニケーションズ |
所属事務所 |
– |
尊敬する歌手 |
– |
趣味・特技 |
– |
デビュー |
1965年 |
デビュー曲 |
– |
公式サイト |
なし |
公式ブログ |
なし |
X(Twitter) |
梶 芽衣子 公式Xアカウント |
Facebook |
なし |
Instagram |
なし |
YouTube |
なし |
ファンクラブ |
なし |
別名 |
太田 雅子(旧芸名) |
梶芽衣子の来歴|演歌界を彩った軌跡
日活でのデビューと改名
1965年、高校在学中にスカウトされ、本名の「太田雅子」として日活映画『青い果実』で主演デビュー。 当初は清純派女優としてキャリアをスタートさせましたが、1969年に「梶芽衣子」と改名。 翌年から始まる『野良猫ロック』シリーズでは、不良グループのリーダー役を演じ、クールで反抗的なイメージを確立。女優として大きな転機を迎えました。
『女囚さそり』での不動の地位
1972年、東映に移籍して主演した『女囚701号/さそり』が空前の大ヒット。 無口で、ただひたすら復讐の炎を燃やすヒロイン「ナミ」を鬼気迫る演技で体現し、その象徴的な黒ずくめのスタイルと共に、彼女の代名詞となりました。シリーズは4作が製作され、梶芽衣子の人気を不動のものにしました。この作品の挿入歌「怨み節」も自ら歌い、120万枚を売り上げる大ヒットを記録しました。
『修羅雪姫』と歌手活動
「さそり」と並行して主演した東宝映画『修羅雪姫』(1973年)もまた、彼女の代表作となります。 この作品と主題歌「修羅の花」は、後にクエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル』に多大な影響を与えたことで世界的に知られています。歌手としてもLPやシングルを多数リリースし、女優業と両輪でその才能を輝かせました。
現在に至るまで
映画界での成功の後、テレビドラマにも活動の場を広げ、『寺内貫太郎一家』『鬼平犯科帳』など数々の名作に出演。 30年近く音楽活動から遠ざかっていましたが、2009年に歌手活動を再開。近年もコンスタントにアルバムをリリースし、2024年には6年ぶりのフルアルバムを発表するなど、精力的に活動を続けています。 その孤高の美学とスタイルは、今なお多くのクリエイターとファンを魅了し続けています。
ディスコグラフィー
シングル(発売日順:新→旧)
発売日 |
タイトル |
作詞 |
作曲 |
編曲 |
最高順位 |
1994年2月2日 |
女の意地 |
石坂まさを |
船村徹 |
– |
圏外 |
1980年10月 |
酒季の歌 |
阿久悠 |
– |
– |
圏外 |
1974年3月25日 |
ジーンズぶるうす |
吉田旺 |
井上忠夫 |
井上忠夫 |
圏外 |
1973年12月1日 |
怨み節 |
伊藤俊也 |
菊池俊輔 |
菊池俊輔 |
– |
1973年4月15日 |
はぐれ節 |
大谷実 |
大谷実 |
– |
圏外 |
1973年 |
修羅の花 |
小池一夫 |
平尾昌晃 |
– |
圏外 |
1972年7月 |
銀蝶渡り鳥 |
川内康範 |
曽根幸明 |
– |
圏外 |
アルバム(発売日順:新→旧)
発売日 |
タイトル |
収録曲 |
2024年5月15日 |
もしも、私が… |
10曲 |
2018年3月7日 |
追憶 |
12曲 |
2011年5月25日 |
あいつの好きそなブルース |
10曲 |
2009年9月16日 |
梶芽衣子ベスト〜“さそり”ʼ70s |
21曲 |
DVD(発売日順:新→旧)
発売日 |
タイトル |
備考 |
現時点でリリース情報は取得できませんでした |
受賞歴
- 1973年 日本有線大賞 優秀賞(「怨み節」)
- 1975年 エールフランス女優賞(『女囚さそり』『修羅雪姫』など)
- 1978年 ブルーリボン賞 主演女優賞(『曽根崎心中』)
- 1978年 毎日映画コンクール 女優演技賞(『曽根崎心中』)
- 2018年 VOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEAR 2018
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