楠木康平｜魅惑の裏声ボイスで演歌界に新風を巻き起こす

楠木康平の来歴｜演歌界を彩った軌跡

歌手への憧れと実力開花（2001年〜2019年）

2001年8月3日、福島県郡山市で生を受けます。3歳の時、母親が「NHKのど自慢」に出場した姿に憧れ、歌手になる夢を抱きました。市内のボーカル教室に通い始め、歌の基礎を学びます。高校2年生の時には全国規模のカラオケ大会「日本カラオケボックス大賞」に出場し、福島県勢として初の全国優勝という快挙を成し遂げ、その歌声に大きな自信を得ました。

上京と試練の日々（2020年〜2023年）

高校卒業後、本格的にプロの歌手を目指し上京します。作曲家・あらい玉英の門下生となり、約5年間にわたる修行の日々を送りました。しかし、デビューへの道は平坦ではなく、先の見えない状況に心が折れそうになった時期もあったと語ります。師匠からの厳しい言葉や、故郷で応援してくれる家族の存在を胸に、「歌で勝負する」という強い信念を持ち続け、レッスンに励みました。

待望のメジャーデビュー、そして未来へ（2024年〜現在）

努力が実を結び、2023年に開催された「日本クラウン新人オーディション」で準グランプリを獲得。これを機に、2025年1月15日、シングル「北へひとり旅」で念願のメジャーデビューを果たしました。デビュー後は、持ち前の「魅惑の裏声ボイス」を武器に、テレビやラジオ出演、全国各地でのキャンペーンと精力的に活動。日本レコード大賞新人賞、そして紅白歌合戦出場を目標に掲げ、故郷・東北を歌で盛り上げるべく、演歌界の新たなスターとしての一歩を踏み出しました。